Didi, 上海にてロボットタクシーのテスト運用を発表

中国の大手ライドシェア企業、Didi(滴滴出行)は上海で8月30日に開催のWorld Artificial Intelligence Conference 2019において、Robottaxiサービスのテスト開始を発表した、と複数のメディアが報道している。

Didiの最高技術責任者Zhang Bo(张博)によると、同社は上海の嘉定地区に「レベル4」*自動運転車両30種を展開する。Robotaxiサービスは、テストが完了後、すぐにサービスインする模様。

中国系テックメディアのEqual Oceanによると、CEOのCheng Wei(程维)は、Didiの人工知能の開発に関して、主に送迎サービスに最新技術を適用し、追って日常的な自動運転を推進していくと語った。同社運転車両はカンファレンス上で一般公開された。Didiはアプリケーションと自動運転車両の接続テストの成功については発表しているがした、パイロットプロジェクトの立上げについてスケジュールを明らかにしなかった。

  • レベル0: ドライバーがすべてを操作
  • レベル1: システムがステアリング操作、加減速のどちらかをサポート
  • レベル2: システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート
  • レベル3: 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
  • レベル4: 特定の場所でシステムが全てを操作
  • レベル5: 場所の限定なくシステムが全てを操作

レベル1-2が運転支援、レベル3以降が自動運転と定義されている


出展*1:
SAE(2018), SAE International Releases Updated Visual Chart for Its “Levels of Driving Automation” Standard for Self-Driving Vehicles
https://www.sae.org/news/press-room/2018/12/sae-international-releases-updated-visual-chart-for-its-%E2%80%9Clevels-of-driving-automation%E2%80%9D-standard-for-self-driving-vehicles

筆者注*2:
既にアメリカではUberが2018年に自動運転テストを展開(現在休止中)、GoogleはLyftと提携し、Waymo(Alphabet傘下の自動運転車両開発企業)の車両テストをアリゾナ州フェニックスでこの5月に完了しているが、Didiのテストは中国で初の試みとなる。DidiのライバルであるBaiduは2018年に「アポロ計画」と称するタクシーの自動運転プロジェクトを湖南省長沙市の実行を発表。2019年7月には同プロジェクトに日本からはトヨタとホンダが参加することが明らかになっている。

出展*2:
Equalocean.com (2019), Didi Chuxing Integrates Driverless Vehicles into Ride-hailing Scenarios within Test Area, retrieved at September 1st from 
https://equalocean.com/auto/20190828-didi-chuxing-integrates-driverless-vehicles-into-ride-hailing-scenarios

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