JVCケンウッド − DX専門部隊が手がけるドライブレコーダーが実現するIoT

同社は2014年にドライブレコーダー市場に参入、現在約25%の市場シェアを誇る。同市場は拡大しているだけではなく高単価化が進んでいるという。同社はSoC(System on Chip)、レンズ、イメージセンサー、ISP(Image Signal Processor)などビデオカメラを構成する要素部品の全てにおける自社開発実績を強みとしている。

8月に東京で行われたIoTとエッジAIの技術イベント、「Qualcomm Thunercomm IoT Tech Forum 2019」にてJVCケンウッドはドライブレコーダーカメラおよびIoT機器市場への参入について説明を行った。同社は2014年にドライブレコーダー市場に参入、現在約25%の市場シェアを誇るが、同市場は拡大しているだけではなく高単価化が進んでいるという。

同社が提供する技術、SoC(System on Chip)、レンズ、イメージセンサー、ISP(Image Signal Processor)は、ビデオカメラ開発で培ったオリジナルの技術であり、今後のドライブレコーダーにおける要素部品の全てに実績とノウハウがあることを強く主張している。

今後通信機能を搭載したドライブレコーダーが主流になることが予測される中、同社は4G/LTE通信モジュールを組み込んだ通信型ドライブレコーダーとこれらに必要なクラウドを含めたシステムとしての提供を目指していく考え。既に、配車サービス大手のGrab向けに、運転手の安全確保を支援するシステムとしての提供を始めている。

Grabとは、マレーシア初のシェアライド・スタートアップで現在本社はシンガポール。日本でも展開するUberやDidiと同様のタクシー配車やシェアライドサービスのためのスマホアプリを提供しており、東南アジア地域で同サービスの圧倒的主流を占める。ソフトバンク・ビジョンファンドが出資していることでも知られる。

8月に行われた同社の第1四半期決算説明会では、同ドライブレコーダーを担当するDX事業部の好調ぶりがアピールされた。コア事業が苦戦する中、同事業は昨年度第1四半期売上の13億円から今季はMS&ADとのテレマティクス分野提携などで40億円に成長。ドライブレコーダー単体では、市場投入の2016年売上と比較すると、今季計画では約16倍への成長が見込まれている。*1

出展:*1
JVC KENWOOD(2019), 2020年(令和2年)3月期 第1四半期 決算説明プレゼンテーション資料,
https://www.jvckenwood.com/content/dam/pdf/press_190807_1.pdf
参考記事:
MONOist (2019), ドライブレコーダーからIoT機器市場に参入、JVCケンウッドの強みとは, retrieved at August 31st, 2019 from
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1908/26/news024.html

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