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コンビニエンスストア大手7-ElevenとNuroがカリフォルニアで自動運転による無人配送サービスを開始

作成者: DXNavigator 編集者|Dec 30, 2021 7:30:00 AM

米国時間12月1日、7-Eleven(セブンイレブン)はNuro(ニューロ)と提携し、シリコンバレーの中心地でもあるカリフォルニア州のマウンテンビューにおいて、自律走行車による商業無人配送サービスを試験的に開始した。

7-Elevenの配達アプリ「7NOW」をダウンロードし、アプリを閲覧してピザやチップス、ドリンク、家庭用品などの購入したい商品をショッピングカートに追加し、購入画面で自律配送を選択。すると、カリフォルニア州マウンテンビューでは毎日午前8時から午後9時まで追加料金なしで、自律配送が利用できる。注文が処理されるとアプリに通知され、約30分で到着する。注文者は、家の外の自律走行車のもとに行き、車のトランクから注文した商品を受け取れる。酒、煙草などの年齢制限のある商品はまだ注文できないとのことだ。

 

出典:Google Play(2021), https://play.google.com/store/apps/details?id=com.seven.eleven.phoenix&hl=en_US

 

2017年に導入された7NOWでの配達サービスは米国全土で利用可能であり、顧客が商品をいつ受け取れるか30分で知らせるリアルタイム追跡を提供している。

今回の無人配送サービスで、最初に使用されるのはプリウスをベースとした自律走行車であり、安全そして最適な配達体験を保証するためオペレーターが乗車する。その後は乗員なしで製品や商品を輸送するためにカスタムされたNuroの自律型ロボット「R2」を導入予定とのことだ。

出典:Nuro(2021), https://www.nuro.ai/

 

アパート、マンションに住んでいる人からしてみると自律走行車のもとまで商品を取りにいかなければならない手間があるとも言えるが、スマートフォン1つで購入した商品が約30分で到着する点は誰にとっても嬉しいだろう。

先月のDX Navigatorの記事でも紹介したようにNuroはWalmartなどからも出資を受けている。ほかにもトヨタの投資ファンドWoven Capitalからも出資を受けたり、FedExと提携したりなど*1*2、様々な企業が自動運転による無人配送に積極的に挑戦していくなか、企業からだけでなく世間一般消費者からも無人配送サービスに対する期待はますます膨らむだろう。

 

参考情報:

7-Eleven, Inc.(2021), https://www.7-eleven.com/

Nuro(2021), https://www.nuro.ai/

7-Eleven(2021), 7-Eleven and Nuro Team Up to Launch First Commercial Autonomous Delivery Service in California, retrieved from 

https://corp.7-eleven.com/corp-press-releases/12-01-2021-7-eleven-and-nuro-team-up-to-launch-first-commercial-autonomous-delivery-service-in-california

引用情報:

*1

Techcrunch(2021), Woven Capital kicks off portfolio with investment in autonomous delivery company Nuro, retrieved from

https://techcrunch.com/2021/03/26/woven-capital-kicks-off-portfolio-with-investment-in-autonomous-delivery-company-nuro/

*2

Techcrunch(2021), Autonomous delivery startup Nuro moves into logistics with FedEx, retrieved from

https://techcrunch.com/2021/06/15/autonomous-delivery-startup-nuro-moves-into-logistics-with-fedex/